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研究としての成果とビジネスとしての成立の違い

6421:0023:24に放映された「ビートたけしと7人の賢者 ~未来への選択~ 人類は滅びるしかないのか」という番組で世界初の人工豚肉ができたということが紹介されていた。

オランダのアイントホーフェン工科大学の研究で豚の筋肉から細胞(筋幹細胞)を取り出して培養し、また、筋繊維を発達させる為に電気を流して運動させて強化させるとのこと。番組ではまだ食肉と呼べる状態ではない0.5cm×2.5cmの(血管等が無いので)真っ白な肉片が出されていました。理論的には、1頭の豚から100万頭分の人工豚肉が作れるということで将来の食糧問題解決になるみたいな放送がされていました。

研究者としての目で見ると、「おー画期的ですばらしい!」となるのだが、ビジネスマンとしてみるとちょっと別の意見になってしまう。

研究としては、(たぶん)再生医療の技術と同じ(あるいは類似)なのでそれなりにいくのかな?とは思うのだが、食料として考えるとどうなのだろうか?と思ってしまう?民間企業の研究者としては、ビジネスという視点からも見てしまいますが、培養で増やすと言うのはどうしてもコストが高くなってしまう。もちろん将来的に極めて安く動物細胞を培養する技術が開発されるかもしれないのだが、今の段階では栄養分を添加して細胞脳が低い状態で加温して増殖させるというのはどうしても高コストになるだろう。再生医療の様な医療分野は価格が取れるのでビジネスとして成り立つと思うが食料は日常品なので安く提供するのが大前提だろう。もちろん、特殊品として価格を取れるものならば良いのかもしれないが・・・。

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